審査なしのカードローンはある？審査なしでお金を借りる方法は？
カードローンに申し込みを行うと、必ず所定の審査があります。たとえば、運転免許証や健康保険証といった身分証明書の提出の他にも、融資金額によっては給料明細書や源泉徴収票などの収入を証明する書類が必要になる場合があります。
また、これまでの利用状況や返済状況を確認するため、CICやJICCなどの個人信用情報機関に照会して申込者に返済能力があるかどうかを判断することになりますので、原則としてカードローンの利用は審査に通過した後に融資を受ける流れとなります。
では、審査なしのカードローンは存在するのでしょうか。審査なしでお金を借りることはできるのでしょうか。
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目次
審査なしのカードローンはある？
カードローンは、融資を行う銀行や信用金庫、金融会社ごとに申し込み条件や審査基準は異なりますが、カードローンは審査完了後に借り入れができるようになりますので、審査なしで融資を受けることはできません。また、カードローンを利用する際には、身分証明書の提出や個人信用情報機関への照会も必ず行いますので、審査なしでカードローンを利用することはできないのです。
仮に、審査なしでカードローンを利用できるとすれば、いわゆる「ヤミ金」と呼ばれる違法業者のみとなります。たとえば、10日で1割の利息が発生するトイチ、10日で3割のトサン、10日で5割のトゴなど、通常では考えられないような金利となっているのがヤミ金です。カードローンの金利は、利息制限法で年間20％までと定められていますので、20％を超える利息で融資を行っている業者は全てヤミ金となります。
審査なしでお金を借りるには？
カードローンは必ず審査がありますので、審査なしでカードローンを利用することはできません。ただ、カードローン以外にもお金を借りる方法はいくつかありますので、方法によっては審査なしでお金を借りることができます。
たとえば、生命保険の契約者貸付や小規模共済の一般貸付け、預金を担保にお金を借りる担保貸付などは、自分自身が預けているお金の範囲内で融資を受けることになりますので、条件さえ満たせば誰でもお金を借りることができます。
生命保険の契約者貸付制度
生命保険の契約者貸付制度は、積立型の生命保険に加入している方が利用できる貸付制度ですが、契約者貸付制度はおおむね解約返戻金額の70％～90％の範囲内でお金を借りることができます。
また、生命保険の契約者貸付制度は、解約返戻金額を担保として貸付を行う制度となりますので、契約者貸付制度の利用にはカードローンやクレジットカードのような審査はありません。そのため、契約者貸付制度は本人確認と契約者であることを証明する書類があれば、どなたでも貸付を利用することができます。
小規模共済の一般貸付け制度
小規模共済は、経営者向けの退職金制度となりますが、小規模共済にも一般貸付け制度（契約者貸付制度）があります。小規模共済の契約者貸付制度には、一般貸付けの他にも緊急経営安定貸付けや傷病災害時貸付け、福祉対応貸付けや創業転業時・新規事業展開等貸付け、事業承継貸付けや廃業準備貸付けなどがあります。
小規模共済の契約者貸付制度は、利用する制度によって貸付利率や融資金額の上限が異なるようになります。該当する制度がなければ、一般貸付けとして契約者貸付制度を利用することとなります。
定期預金の担保貸付
定期預金の担保貸付は、定期預金を担保としてお金を借りることができる制度です。通常、定期預金は解約しなければ預けているお金を受け取ることができませんが、定期預金の担保貸付を活用することで、定期預金を解約せずにお金だけを借りることができます。
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