JCBゴールドの審査は厳しい?審査基準・審査期間・審査日数
JCBゴールドは、株式会社ジェーシービーが直接発行しているプロパーのゴールドカードです。
ジェーシービーは、日本で唯一の国際ブランドということもあり、現在は様々なカード会社からクレジットカードが発行されています。ただ、ジェーシービーから直接発行されている申込制のゴールドカードは、「JCBゴールド」のみとなります。
そのため、JCBゴールドは非常にステータス性の高いクレジットカードとしても有名で、日本を代表するゴールドカードの1つでもあります。
そこで、JCBゴールドの審査について、審査基準や審査にかかる期間・日数についてまとめました。
目次
JCBゴールドの審査は?
JCBゴールドは、JCB ORIGINAL SERIESのゴールドカードとなりますので、JCB一般カードやJCB CARD EXTAGE(JCBカードエクステージ)よりも、取得しにくいクレジットカードです。
また、JCBゴールドは、株式会社ジェーシービーが直接発行しているプロパーカードとなりますので、JCBの提携カードや提携ゴールドカードと比べても、非常に審査が厳しいクレジットカードです。
特に、JCBカードは会員の利用実績を重視する傾向がありますので、これまでにJCBカードを1度も利用したことがないという方には、かなりハードルが高いクレジットカードと言えるでしょう。
JCBゴールドの審査基準や審査の難易度は?
JCBゴールドの審査基準や審査の難易度は、学生を除く20歳以上の方で本人に安定した収入がある方となっていますが、実際には年齢が30歳以上、年収500万円以上が審査の基準になっている印象があります。
JCB ORIGINAL SERIESには、29歳以下の方限定のJCB GOLD EXTAGE(JCBゴールドエクステージ)がありますので、仮に20代前半の方がJCBゴールドに申し込みをしても、審査に落ちてしまうことがあるのです。
また、JCBカードの利用実績がない状態で、いきなりJCBゴールドに申し込みをする場合には、年収が500万円以上で役職者であることが理想です。逆に、年収300万円~年収400万円前後では、申し込み後の審査が異常に厳しくなるケースもありますので、JCBゴールドの審査に落ちる可能性が非常に高くなります。
上記は、あくまでもJCBカード(プロパーカード)の利用実績がない状態で、JCBゴールドに申し込みをした場合となりますが、自分の属性に自信があるという方以外は、JCB一般カードを取得後に、利用実績を高めてから、JCBゴールドに切り替えを行われることをおすすめします。
JCBゴールドの審査時間・審査にかかる日数
JCBゴールドの審査時間や審査にかかる日数は、WEB上から申し込み後、早ければ数十分から1時間程度で審査結果の連絡があります。遅い場合でも、2日~3日程度で審査結果のメールが届くようになります。
ただ、申し込みから審査結果の連絡までの時間は、申し込みを行った方の属性によっても大きく異なりますので、場合によっては1週間~10日間以上もかかることがあります。また、申し込み後の在籍確認についても、在籍確認がある場合とない場合がありますが、JCBカードが初めてという方は、在籍確認後にカード発行となるケースが多く見受けられます。
カードの発行は、審査結果のメールの後に、自宅宛てにカードが郵送されますので、最短では5日~1週間程度、遅くとも2週間~3週間程度でJCBゴールドを取得することができるでしょう。
ただし、本人確認書類の郵送を選択すると、カードの受け取りまでにかなりの時間が必要となりますので、インターネット上で支払い口座を指定して運転免許証による確認を選択するか、本人確認書類の画像データによる提出を選択されることをおすすめします。
JCBゴールドの最短当日カード発行とは?
JCBゴールドは、通常のカード発行と最短当日のカード発行(最短翌日受け取り)の2つから選択することができます。
そこで、JCBゴールドの通常受け取りでは、最短3営業日(1週間程度の受け取り)のカード発行ですが、申し込み完了後にオンライン口座設定を行うことで、最短当日のカード発行が可能となります。
最短当日カード発行は、平日11時までに申し込みを完了し、12時までにジェーシービーから「カードオンライン入会判定結果のお知らせ」のメールが届くと、当日中にカードが発行されるサービスです。そのため、急ぎでJCBゴールドが欲しいという方は、最短当日カード発行を利用されることをおすすめします。
JCBゴールドは利用実績を高めることが重要
JCBゴールドは、これまでにJCBカードの利用があるかどうかによって、JCBゴールドの取得難易度が変わります。
特にJCBカードは、会員の利用実績を重視する傾向が強いクレジットカードですから、利用実績がない方には、JCBゴールドはかなり難易度の高いクレジットカードとなります。しかも、利用実績がない状態で申し込みを行い、仮にJCBゴールドを無事に取得できたとしても、利用限度額が50万円といったケースがあります。
しかし逆に、JCBカードの利用実績がある方がJCBゴールドに切り替えを行うと、非常にスムーズにJCBゴールドを取得することができるようになります。また、JCBゴールドの利用限度額も、実績がある会員の方は、いきなり200万円~300万円の限度額でゴールドカードが発行されることも多いのです。
そのため、JCBゴールドの取得では、まずはJCB一般カードに申し込みを行い、その後にJCBゴールドに切り替えるほうが、利用限度額も大きな金額で設定される可能性が高くなります。
JCBザ・クラスを目指すならJCBオリジナルシリーズの取得は必須
JCBゴールドは、JCBカードで利用実績がある場合と、利用実績が全くない場合では、申し込み後の審査難易度が極端に異なります。そのため、JCBゴールドに申し込みを行う際には、ご自身のJCB歴を確認した上で、JCB一般カードに申し込むか、直接JCBゴールドに申し込みするかを判断することが重要です。
ただ、将来JCBザ・クラスを取得したいという方は、まずはJCB一般カードに申し込みされることをおすすめします。
JCBザ・クラスのインビテーションは提携カードは対象外
JCBザ・クラスは、ジェーシービーのプロパーカード「JCBオリジナルシリーズ」の会員を対象としたブラックカードとなりますので、JCBオリジナルシリーズ以外のクレジットカードでは、JCBザ・クラスのインビテーションは送付されません。
言い換えれば、プロパーのJCBオリジナルシリーズを持っていない非会員は、どれだけジェーシービーの提携カードで利用実績を高めても、一生JCBザ・クラスを取得することができないのです。
JCBザ・クラスの取得条件は、あくまでもJCBオリジナルシリーズの会員であることが条件となりますので、万が一、JCBゴールドに直接申し込みをしてカード審査に落ちてしまうと、この先もJCBザ・クラスを取得することができなくなります。そのため、無理をしてJCBゴールドに申し込みを行うよりも、審査難易度の低いJCB一般カードに申し込みするほうが、将来JCBザ・クラスが取得しやすくなるのです。
JCBザ・クラスを取得するにはJCBオリジナルシリーズへの入会が必須となりますので、ジェーシービーのプロパー会員になるためにも、まずはJCB一般カードを取得されることをおすすめします。
JCBゴールドの審査基準は年収500万円以上
JCBゴールドは年収500万円以上が審査基準となっているクレジットカードです。
特に、今までにJCBカードを利用したことがないという方が、いきなりJCBゴールドに申し込みをする場合には、最低でも年収500万円以上で役職者であることが条件となります。しかし、JCBゴールドは利用実績を高めることで、年収300万円~年収400万円でも取得することが可能なゴールドカードです。
審査に通るか不安に思われている方やゴールドカードはちょっと厳しいと考えている方は、まずはJCB一般カードを取得して、その後にゴールドカードに切り替えを行うほうがスムーズにJCBゴールドを取得することができます。