航空傷害保険とは?旅行傷害保険と航空傷害保険の違いは?
航空傷害保険とは、乗客として航空機に搭乗中に事故に遭って死亡した場合、あるいは後遺障害・怪我をした場合に補償される保険です。
また、航空傷害保険は乗客として航空機に搭乗している時だけではなく、乗客として飛行場内にいる時の事故についても保険金が支払われる仕組みです。
そこで、クレジットカードに付帯されている航空傷害保険について、旅行傷害保険と航空傷害保険の違いについてまとめました。
JCBカード Sは年会費永年無料!ナンバーレスなら最短5分でカード番号発行
目次
航空傷害保険とは?
航空傷害保険は、乗客として飛行機に搭乗している時に起きた事故を補償してもらえる保険です。また、航空傷害保険は飛行場内の事故についても補償されますので、航空傷害保険は「航空機に搭乗中」と「飛行場内」の事故で保険金が支払われるようになります。
航空傷害保険は限定された傷害保険
航空傷害保険は、航空機に搭乗中の事故と乗客として飛行場内にいる場合の事故について補償される保険です。
一般的にクレジットカードに付帯されている旅行傷害保険は、航空機や飛行場内だけではなく、旅行中に起きた事故や病気をカバーできる保険です。また、旅行傷害保険は、新幹線や列車、タクシーやレンタカーなど、航空機以外の交通機関の事故でも保険金が支払われます。
しかし、航空傷害保険は、航空機に搭乗中と乗客として飛行場内にいた時のみ傷害保険が適用されますので、航空傷害保険は非常に限定的な傷害保険なのです。
旅行傷害保険と航空傷害保険の違いは?
旅行傷害保険と航空傷害保険の違いは、保険が適用される範囲が大きく異なります。
旅行傷害保険は、飛行機や新幹線、タクシーやレンタカーなどで移動中の事故はもちろん、携行品の盗難や破損なども補償されます。また、保険の種類によっては、旅行中に病気になって手術をした場合や入院した場合にも保険金を受け取ることができます。
しかし、航空傷害保険は航空機に搭乗中、あるいは飛行場内の事故の場合に限定されますので、旅行傷害保険と航空傷害保険は非常に大きな違いがあります。
海外で病気になると数百万円~数千万円の医療費がかかる
海外では、日本国内の医療費のように、保険が適用されて3割負担で済むというわけではありません。また、海外では自己負担額の上限を超えた場合に払い戻しが受けられる高額療養費制度もありませんので、海外旅行中に大きな病気にかかると数百万円~数千万円の医療費を請求される場合があります。
たとえば、アメリカで盲腸の手術を行うと、2日間の入院で150万円~200万円以上の医療費が必要です。オーストラリアは100万円~120万円、フランスは80万円~100万円前後の医療費がかかります。
海外では救急車を利用するだけでお金を取られる
日本では救急車を無料で利用することができますが、海外では救急車が有料の国もあります。
たとえば、アメリカで救急車を利用すると3万円~5万円程度の費用がかかります。中国では3千円~5千円前後、フランスでは1万円前後、ドイツでは3万円~7万円前後の費用がかかります。
国や地域によっては、海外でも無料で救急車が利用できる場合もありますが、何も保険に加入せずに海外で病気になると、場合によっては医療費の支払いができずに自己破産をしなければならないこともあるのです。
旅行傷害保険の種類は?
旅行傷害保険は、海外旅行中の事故や病気を補償する海外旅行傷害保険と、日本国内の事故や病気が補償される国内旅行傷害保険があります。
また、航空傷害保険にも、海外旅行時のみ補償される海外航空傷害保険と、国内旅行のみが補償される国内航空傷害保険の2つがあります。
傷害保険は、海外旅行傷害保険と国内旅行傷害保険でも補償内容や保険の適用範囲が異なりますので、保険内容を確認した上で旅行に出発されることをおすすめします。
旅行傷害保険や航空傷害保険に加入するには?
旅行傷害保険や航空傷害保険に加入するには、旅行傷害保険を取り扱っている保険会社に直接申し込みを行うか、あるいは旅行傷害保険付きのクレジットカードを取得する方法になります。また、旅行代理店で旅行の手配を行う際に、合わせて旅行傷害保険に申し込みを行うことも可能です。
ただし、保険会社や旅行代理店から旅行傷害保険に申し込みを行うと、所定の保険料がかかるようになります。
旅行傷害保険の加入にかかる費用
旅行傷害保険の加入にかかる費用は、旅行する国や地域、滞在日数や保険内容(補償金額や適用範囲など)によっても異なりますが、海外旅行では1人に付き1,000円~3,000円前後、国内旅行では1人に付き300円~500円前後と考えておくと良いでしょう。
そのため、家族4人で海外旅行に出掛ける際には、旅行傷害保険の保険料として、おおむね5千円~1万円前後の費用がかかるようになります。
旅行傷害保険付きのおすすめクレジットカードは?
旅行傷害保険付きのクレジットカードなら、JCB一般カードと三井住友カード(旧クラシックカード)Aがおすすめです。
JCB一般カードは、海外旅行・国内旅行共に最高3,000万円の旅行傷害保険が付帯されているクレジットカードです。三井住友カード(旧クラシックカード)Aは海外旅行が最高2,500万円、国内旅行が最高2,000万円の旅行傷害保険が付帯されています。
JCB一般カードも三井住友カード(旧クラシックカード)Aも、どちらも年会費を無料にすることができる条件がありますので、実質年会費無料のクレジットカードとして利用することができます。
※三井住友カードA(旧クラシックカードA)は2021年1月31日をもって新規募集が終了しました。
充実した補償内容のクレジットカードならゴールドカードがおすすめ
手厚い保障が受けられる旅行傷害保険付きのクレジットカードなら、ゴールドカードのJCBゴールドと三井住友カード ゴールドがおすすめです。
JCBゴールドは、海外旅行が最高1億円、国内旅行が最高5,000万円の旅行傷害保険が付帯されています。三井住友カード ゴールドは、海外旅行・国内旅行共に最高5,000万円(利用付帯)の旅行傷害保険が付帯されています。
また、JCBゴールドも三井住友カード ゴールドも、どちらも家族特約が付帯されていますので、クレジットカードに入会した本会員だけではなく、ご家族の方も手厚い補償が受けられるようになります。
旅行傷害保険付きのクレジットカードなら無料で加入できる!
保険会社や旅行代理店で契約する旅行傷害保険は、無料の旅行傷害保険ではなく有料の旅行傷害保険となりますので、旅行をするたびに数千円~1万円前後の費用がかかるようになります。
1回の旅行で数千円~1万円前後の出費ですから、1年間に何度も旅行をするという方にとっては、旅行傷害保険の保険料だけでもかなりの金額になります。そのため、旅行傷害保険を希望する際には、年会費が無料で旅行傷害保険が付帯されているクレジットカードに入会されることをおすすめします。
特に、JCB一般カードと三井住友カード(旧クラシックカード)Aは、年会費を無料にすることができ、尚且つ手厚い補償が受けられるクレジットカードとなりますので、JCB一般カードと三井住友カード(旧クラシックカード)Aは非常におすすめのクレジットカードなのです。