JCBザ・クラスとJCBプラチナの違いは?優待特典や付帯保険を比較
JCBが発行しているクレジットカードに、最上位のJCBザ・クラスがあります。
JCBザ・クラスは日本を代表するステータスカードとして非常に有名なクレジットカードですが、JCBにはゴールドカードの上位カードとして、JCBプラチナもラインナップされています。
JCBザ・クラスとJCBプラチナは、どちらも最高1億円の旅行傷害保険が付帯されているクレジットカードで、さらに空港ラウンジサービスやプライオリティ・パス、コンシェルジュデスクなど、JCBザ・クラスとJCBプラチナは共通しているサービスが非常に多くあります。
では、JCBザ・クラスとJCBプラチナは何が違うのでしょうか。JCBザ・クラスとJCBプラチナの優待特典や付帯保険を比較してまとめました。
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目次
JCBザ・クラスとJCBプラチナの違いは?
JCBザ・クラスとJCBプラチナは、どちらもJCBが発行しているステータスカードですが、JCBザ・クラスとJCBプラチナの最も大きな違いは年会費と申し込み方法となります。
また、JCBザ・クラスは最上位のクレジットカードということもあり、JCBプラチナとの共通の優待特典の他に、JCBザ・クラス独自の会員特典として、年に1度、カタログギフトがもらえるメンバーズセレクションや東京ディズニーランドの会員制レストラン「クラブ33」の利用、海外クルーズ優待サービスやゴルファー保険などが付帯されています。
その他、JCBザ・クラスに入会することで、東京ディズニーリゾートの会員専用ラウンジを利用することもできるようになります。
JCBザ・クラスとJCBプラチナの比較
カード券面の違い
JCBザ・クラスとJCBプラチナはカード券面が異なります。どちらも黒を基調としたデザインではありますが、JCBザ・クラスの券面には金色の文字とペガサスがデザインされています。JCBプラチナの券面は銀色で統一されています。
JCBザ・クラス
JCBプラチナ
申込方法・取得手順の違い
JCBザ・クラスとJCBプラチナは、申し込み方法や取得までの流れが異なります。JCBザ・クラスは最上位のクレジットカードということもあり、原則としてJCB側からのインビテーションによる招待制のクレジットカードです。JCBプラチナは、通常どおりWEB上から申し込みが可能な申込制のステータスカードとなります。
また、JCBザ・クラスは取得条件やインビテーションの時期などが一切公開されていませんので、JCBザ・クラスは一般の方は取得することができない幻のプレミアムカードなのです。
年会費の違い
JCBザ・クラスの年会費は50,000円+消費税となりますが、JCBプラチナは25,000円+消費税です。また、家族カードについても、JCBザ・クラスは8枚まで無料で取得することができますが、JCBプラチナの家族カードは1枚目が無料で2枚目以降は3,000円+消費税となります。ETCカードはどちらも年会費無料です。
JCBプラチナは家族カードが有料となりますので、仮に家族カードを8枚取得すると21,000円+消費税(3,000円×7名)です。本会員の年会費25,000円と家族会員の年会費21,000円をプラスすると46,000円にもなりますので、複数枚の家族カードを取得するならJCBザ・クラスのほうがお得です。
ゴルファー保険
JCBプラチナはゴルファー保険が付帯されていませんが、JCBザ・クラスには最高1億円のゴルファー保険が付帯されています。
ゴルファー保険の付帯内容
賠償責任 | 1億円限度 |
死亡保険金 | 100万円限度 |
後遺障害保険金 | 100万円限度 |
入院保険金 | 1,500円(日額) |
通院保険金 | 1,000円(日額) |
ゴルフ用品 | 5万円限度 |
ホールインワン・アルバトロス費用 | 10万円限度 |
メンバーズセレクション
JCBザ・クラスは、メンバーズセレクションとして毎年カタログから好きな商品を選ぶことができます。価格は選択する商品によって異なりますが、おおむね20,000円~25,000円相当の商品がプレゼントされます。
また、メンバーズセレクションはギフトコースとエンターテインメント&トラベルコースの2つから選ぶことになりますが、東京ディズニーリゾートセレクションとして会員制レストランのクラブ33を利用することも可能です。ただし、会員制レストランのクラブ33は抽選となりますので、JCBザ・クラスに入会すれば必ず利用できるというものではありません。
その他、25,000円分のJCBトラベルクーポンや東京ディズニーリゾートのパークチケット、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのスタジオ・パスなどもラインナップされています。メンバーズセレクションはJCBザ・クラスのみが利用できるサービスです。
海外クルーズ優待サービス
JCBザ・クラスは、海外クルーズ優待サービスとしてコンシェルジュデスク経由で旅行の申し込みを行うと、世界最高峰クラスのシルバーシークルーズの船内での買い物に利用できる船内クレジット(1室に付き400ドル)が贈呈されます。海外クルーズ優待サービスはJCBザ・クラスのみが利用できるサービスです。
東京ディズニーリゾートの会員専用ラウンジ
JCBザ・クラスは、東京ディズニーリゾートの会員専用ラウンジを利用することができます。利用できる回数は1年間に1度です。会員専用ラウンジの利用についてもJCBザ・クラス会員のみとなります。
ザ・クラス 名食倶楽部
JCBザ・クラスは、ダイニング・イベントとしてザ・クラス 名食倶楽部を利用することができます。ザ・クラス 名食倶楽部は完全予約制の先着順とはなりますが、有名シェフの料理を楽しむことができる人気のイベントです。
PREMIUM LEON
JCBザ・クラスに入会すると、年に1度~2度、PREMIUM LEON for JCB THE CLASSが届きます。
JCBザ・クラスとJCBプラチナはどっちがお得?
JCBザ・クラスは最上位のクレジットカードということもあり、様々な優待特典を利用することができるプレミアムカードです。
また、JCBプラチナはゴールドカードの上位カードとなりますので、JCBザ・クラスとほぼ同程度の優待特典が付帯されているプラチナカードです。
では、JCBザ・クラスとJCBプラチナはどちらがお得なのかとなりますが、年会費を考慮したとしても最上位のJCBザ・クラスのほうがお得です。
JCBザ・クラスはメンバーズセレクションが利用できる
JCBザ・クラスの会員限定特典としてメンバーズセレクションがありますが、メンバーズセレクションは20,000円~25,000円分の商品を自由に選ぶことができるサービスです。
JCBザ・クラスとJCBプラチナの年会費の差は25,000円となりますので、メンバーズセレクションを活用することでJCBザ・クラスを実質25,000円で利用することができるようになります。
ただ、JCBザ・クラスはインビテーションによる完全招待制のクレジットカードとなりますので、誰でも簡単に取得できるというようなクレジットカードではありません。
JCBゴールドやJCBプラチナの利用実績が必要
JCBザ・クラスを取得するには、JCBゴールドやJCBプラチナの利用実績が必要です。特にJCBは会員の利用実績を重視する傾向がありますので、JCBカードをほとんど利用したことがない方は、JCBザ・クラスを取得することが困難となります。
また、JCBザ・クラスのインビテーションは、JCBオリジナルシリーズのクレジットカードを保有している会員に対して送付されますので、JCBの提携カードでは、どれだけ利用実績を高めてもJCBザ・クラスを取得することができないのです。
JCBザ・クラスを最短で取得するなら、JCBゴールド、又はJCBプラチナは必須となりますので、まだ取得していない方は早めに申し込みされることをおすすめします。