ETC一体型クレジットカードとは?分離型との違い、おすすめのETCカードは?
ETC一体型クレジットカードとは、ETCカードとクレジットカードが1枚になった非常に便利なカードです。
通常、ETCカードを取得する場合は、クレジットカードの追加カードとして申し込みを行うこととなりますので、クレジットカードとETCカードの2枚をそれぞれ取得することになります。
しかし、ETC一体型クレジットカードならETCカードとクレジットカードが1つになっていますので、1枚のカードでクレジットカードとしてもETCカードとしても使うことができます。
そこで、ETC一体型クレジットカードについて、ETC一体型クレジットカードと分離型クレジットカードの違いについて、おすすめのETCカードについてまとめました。
目次
ETC一体型クレジットカードとは?
ETC一体型クレジットカードは、ETCカードとクレジットカードが1つになった一体型のカードです。
また、ETC一体型クレジットカードは1枚のカードでクレジットカードの機能とETCカードの機能の2つを使うことができますので、非常に便利なカードです。
ETC一体型クレジットカードを取得することで、カードが1枚で済みますので、財布の中もスッキリします。
ETC一体型クレジットカードと分離型クレジットカードの違いは?
ETC一体型クレジットカードと分離型クレジットカードの違いは、カードの枚数が異なります。
ETC一体型クレジットカードはETCカードとクレジットカードの機能が1つになったカードとなりますので、1枚のカードでETCカードとクレジットカードをそれぞれ使うことができます。分離型クレジットカードは、ETCカードとクレジットカードを別で1枚ずつ取得することになりますので、保有枚数がETCカード1枚、クレジットカード1枚の合計2枚になります。
年会費やポイント還元率、会員特典や割引・ポイントアップなどの優待などに違いはありませんので、基本的にはどちらを利用しても同じです。ただ、ETC一体型と分離型は保有するカードの枚数が大きく異なります。
ETC一体型クレジットカードのデメリットは?
ETC一体型クレジットカードは分離型クレジットカードと同じように利用することができるカードですが、ETC一体型クレジットカードには大きなデメリットがあります。それは、紛失・盗難時に悪用される可能性が非常に高いという点です。
ETC一体型クレジットカードは1枚のカードでETCもクレジットカードも両方が使える便利なカードではありますが、万が一、不正利用に遭った場合は、かなり大きな被害になることが予想されます。特にETCカードは車の中に置き忘れたり、カードを差しっぱなしにすることが多く、悪用される危険性が高いのです。
また、2018年6月1日に割賦販売法の一部を改正する法律(改正割賦販売法)が施行されたことで、セキュリティ対策の一環としてETCとクレジットカードが一体となっているETC一体型クレジットカードは、ETCカードとクレジットカードが別々に発行される分離型クレジットカードへの切り替えが必要となっています。
ETC一体型クレジットカードの廃止・サービス終了
現状ではETC一体型クレジットカードはサービスが終了していますので、新規でETC一体型クレジットカードを取得することはできません。
また、過去にETC一体型クレジットカードを取得した方や現在ETC一体型クレジットカードを保有している方についても、順番に分離型クレジットカードに切り替えとなります。今後は全ての方がETCカードとクレジットカードの分離型として、ETCカードを利用することになります。
おすすめのETC分離型クレジットカードは?
ETCカードとクレジットカードをそれぞれ保有する分離型クレジットカードなら、JCBカードと三井住友カード(旧三井住友VISAカード)がおすすめです。
JCBカードは日本唯一の国際ブランドのクレジットカードということもあり、信頼性やセキュリティ面に優れたクレジットカードです。また、JCBカードのETCカードは年会費無料・発行手数料無料で取得することができますので、JCBカードに入会することで誰でも無料でETCカードを作ることができます。
三井住友カード(旧三井住友VISAカード)は世界シェアNo1のVisaカードとなりますので、日本国内はもちろん、世界中でクレジットカードを利用することができます。三井住友カード(旧三井住友VISAカード)のETCカードは、1年間に1度でもETCカードを利用すれば年会費無料となりますので、実質無料のETCカードとして使うことができます。
ETCカードを作りたいという方は、JCBカードと三井住友カード(旧三井住友VISAカード)に申し込みされることをおすすめします。