クレジットカードの現金化は合法?それとも違法なの?
クレジットカードの現金化は、クレジットカードのショッピング枠を現金に換える仕組みを指します。
通常であれば、クレジットカードのショッピング枠は買い物などで利用するものとなりますので、現金を引き出したり、現金に換えることはできません。しかし、クレジットカードの現金化の方法を利用すれば、通常ではできないショッピング枠を現金に換えることができます。
では、クレジットカードの現金化は合法なのでしょうか。それとも違法なのでしょうか。
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クレジットカードの現金化は合法?それとも違法?
クレジットカードの現金化は、現在も全国にかなりの業者がいますし、広告などでもかなり目にする機会がありますので、もしかすると合法と思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、クレジットカードの現金化は違法です。また、クレジットカードを発行している各カード会社も、換金を目的としたクレジットカードの利用は禁止しています。
そのため、もしクレジットカードの現金化がカード会社にばれた場合には、クレジットカードの利用停止はもちろん、強制退会、その後に一括請求などの厳しい処分となる可能性があります。
しかも、クレジットカードの現金化業者の中には、利用者の個人情報を悪用したり、転売したりする業者もいます。現金化を利用後に、その後、トラブルとなるケースもありますので、クレジットカードの現金化は絶対に利用しないということが重要です。
クレジットカードの現金化は大損する可能性あり?
クレジットカードの現金化は、審査なしですぐに現金が手に入る仕組みではありますが、冷静に考えると、かなり損をする仕組みです。
たとえば、クレジットカードのショッピング枠50万円を現金化した場合、おおむね70%~80%前後で換金することができますので、手元には35万円~40万円ほどの現金を手に入れることができます。
しかし、実際に利用したショッピング枠は50万円ですから、1ヶ月~2ヶ月後には50万円を支払わなければなりません。この時点で、10万円~15万円を損していることになります。
さらに、利用したショッピング枠50万円を、その後にリボ払いや分割払いで支払うとなれば、カード会社に対して15%~18%前後の手数料(利息)を支払うこととなります。仮に、50万円を金利15%で60回払いとして返済するとなれば、毎月の支払額は12,000円前後となり、総額70万円以上を返済することになります。
ということは、ショッピング枠50万円を現金化した場合、手元には35万円~40万円しか残らず、その後の返済は70万円以上になるということです。しかも、現金化がカード会社側にばれた場合には、利用停止や強制退会、一括請求になるリスクもありますから、そう考えるとクレジットカードの現金化は、かなり割に合わない取引ということがわかります。
クレジットカードの現金化は、持っているクレジットカードを利用するため、審査なしで現金を手に入れることができる方法です。しかし、現金化を利用することで、様々なリスクや金銭的な負担増加がありますので、クレジットカードの現金化は絶対に利用してはならないものなのです。