クレジットカードの申し込みで収入証明書の提出は必要?不要?
クレジットカードの申し込みをすると、カード会社から稀に収入証明書の提出を求められることがあります。
しかし、他のクレジットカードに申し込みをすると、今度は収入証明書の提出は一切求められず、そのままカード発行になる場合もあります。
では、なぜクレジットカードの申し込みで、収入証明書の提出が必要になる場合と不要な場合があるのでしょうか。
クレジットカードの申し込みで収入証明書は必要?
クレジットカードの申し込みでは、原則として収入証明書の提出は不要です。
クレジットカードのショッピング枠は、割賦販売法で定められたルールを元にカード発行の審査がなされますが、割賦販売法では申込者の収入確認を自己申告としていますので、クレジットカードの発行時に収入証明書の提出が必要になることはありません。
そのため、クレジットカードの審査では、申し込み時に入力した内容を元に、カード発行が可能かどうかを判断することとなります。
申し込み時に収入証明書が必要になる場合は?
クレジットカードの申し込みでは、申込者の収入確認は自己申告となりますので、その後に収入証明書が必要になることはありません。
ただし、自己申告によって審査を進めるのは、あくまでもショッピング枠のみとなりますので、クレジットカードの申し込みでキャッシング枠を希望した場合には、収入証明書の提出を求められることがあります。
クレジットカードには、買い物で利用できるショッピング枠と、お金を引き出せるキャッシング枠の2つがありますが、クレジットカードのショッピング枠は割賦販売法、クレジットカードのキャッシング枠は総量規制というように、適用される法律が異なります。
そのため、クレジットカードの申し込みで、ショッピング枠のみを希望した場合には、自己申告による確認となりますので、収入証明書の提出が不要なのです。
またこれは、クレジットカードの更新時、増枠時についても同様に、ショッピング枠のみを利用している場合には、その後に収入証明書の提出は必要ありません。収入証明書の提出が必要となるケースは、あくまでもクレジットカードのキャッシング枠を利用した場合のみとなります。
クレジットカードを利用されている方の中には、収入証明書の提出が面倒と思われている方もいらっしゃいますので、もし収入証明書の提出をしたくないということなら、ショッピング枠のみを利用されることをおすすめします。