リボ払い専用クレジットカードとは?リボ払い専用カードのメリットとデメリット
リボ払い専用クレジットカードとは、毎月の支払い方法が自動的にリボ払いになるクレジットカードです。
通常、クレジットカードの支払い方法は、1回払いや2回払い、ボーナス払いや分割払いなど、様々な支払い方法から自由に選ぶことができますが、リボ払い専用クレジットカードでは支払い方法が「リボ払い」となりますので、ショッピングの利用金額に関係なく、毎月一定額を返済することになります。
そこで、リボ払い専用クレジットカードについて、リボ払い専用クレジットカードのメリットやデメリットについてまとめました。
リボ払い専用クレジットカードとは?
リボ払い専用クレジットカードは、毎月の支払い方法がリボ払いのみとなっているクレジットカードです。
また、リボ払い専用クレジットカードは毎月の返済金額を自由に変更することができますので、毎月一定額を返済することも可能ですし、今月は1万円、来月は5千円、再来月は2万円というように、1ヶ月ごとに返済額を変更することもできます。
支払い回数についても、リボ払い専用クレジットカードは分割払いのように予め回数が決まっているわけではありませんので、1回で全額を返済することも可能ですし、10回や20回、30回で完済することもできます。
リボ払い専用クレジットカードは、1回払いや2回払い、ボーナス払いなどのリボ払い以外の支払い方法に変更することはできませんが、毎月の返済額以上の買い物をした場合には残額を翌月以降に繰り越しますので、支払い金額や返済回数を自分自身で自由に決めることができるのです。
リボ払い専用クレジットカードのメリットは?
リボ払い専用クレジットカードのメリットは、毎月の支払い額を一定にすることができることです。
たとえば、通常クレジットカードで3万円の買い物をすると、翌月、又は翌々月に全額の3万円を1回で支払うことになります。仮に5万円の買い物をすれば、翌月、又は翌々月に5万円の支払い、仮に10万円の買い物をすると翌月、又は翌々月に10万円を支払う流れです。
しかし、リボ払い専用クレジットカードで毎月の返済額を1万円に設定すれば、仮に3万円の買い物をしたとしても1ヶ月間に支払う金額は1万円となりますので、毎月少しずつ返済することができるのです。
リボ払い専用クレジットカードのメリット
毎月の支払い額を一定にすることができる
リボ払い専用クレジットカードは、毎月の支払い額を一定にできることが最大のメリットです。そのため、クレジットカードで10万円を超える大きな買い物をしたとしても、毎月の返済金額は5千円~1万円ほどで済みます。
毎月の支払額や返済回数を自由に決めることができる
リボ払い専用クレジットカードは、毎月の支払額や返済回数を自由に決めることができるクレジットカードです。
クレジットカードごとに毎月の最低支払額はありますが、リボ払い専用クレジットカードは最低支払額以上であれば、いくらでも設定することができますので、早く返済したい場合には毎月の支払額を高く設定して、毎月の負担を出来る限り少なくしたい場合には支払額を低く設定することで、月々の返済額を抑えることができます。
支払いの先延ばしができる
リボ払い専用クレジットカードを利用することで、支払いの先延ばしをすることができます。通常クレジットカードは、翌月、又は翌々月に全額を支払うものとなりますが、リボ払い専用クレジットカードなら自分自身で返済額や返済回数を自由に決めることができます。
そのため、リボ払い専用クレジットカードを活用することで、手元に現金がなくても大きな買い物をすることができるようになります。
毎月の返済計画が立てやすい
リボ払い専用クレジットカードは返済額や返済回数を自由に決めることができますので、毎月の返済計画が立てやすくなります。たとえば、お金がない時や支払いが厳しい時は返済額を少なくして、お金に余裕がある時に、まとめて支払うこともできます。
いつでも繰り上げ返済ができる
リボ払い専用クレジットカードは、いつでも繰り上げ返済ができることも大きなメリットです。リボ払い専用クレジットカードは自分自身で自由に設定することができますので、余裕がある時に多めに返済することができます。
また、リボ払いの途中で残額の一括返済をすることもできますので、いつでも自由に支払うことができるのです。
他のクレジットカードよりもポイント還元率が高い
リボ払い専用クレジットカードは他のクレジットカードよりもポイント還元率が高くなっている傾向があります。
たとえば、ジェーシービーが発行しているリボ払い専用のJCB CARD Rは、常にポイントが2倍で、さらにリボ払い手数料が発生した場合はポイントが4倍になるクレジットカードです。
また、三井住友カードが発行しているリボ払い専用クレジットカードの三井住友VISAエブリプラスは、リボ払い手数料が発生した月はポイントが3倍になるクレジットカードとなりますので、他のクレジットカードと比較をしてもリボ払い専用クレジットカードはかなりお得なクレジットカードなのです。※エブリプラスは新規募集が終了しました。
リボ払い専用クレジットカードのデメリットは?
リボ払い専用クレジットカードの最大のデメリットは、利息手数料がかかることです。
一般的にクレジットカードの支払いは、1回払いなら利息が一切かからずにクレジットカードを使うことができるようになっています。
しかし、分割払いやリボ払いといった複数回の返済になると所定の利息がかかるようになりますので、リボ払いは「元金+手数料」を毎月支払うことになります。
リボ払い専用クレジットカードのデメリット
利息手数料がかかる
リボ払い専用クレジットカードは、残額に対して利息手数料がかかります。
クレジットカードのリボ払いの金利は15%~18%前後となりますので、仮にショッピングで10万円の買い物をして1年間(12回)で支払いをすると、1万円前後の手数料がかかりますので、元金と利息を合わせて約11万円を支払うことになります。
利息手数料は「利用金額×年率(金利)÷365日×利用日数」となりますので、ショッピングの利用金額が大きく、さらに長期に渡る返済になるほど、利息として支払う手数料が増えていきます。
逆に、早く返済すればするほど利息の支払いが少なくなりますので、リボ払いを利用する際には繰り上げ返済を上手に活用して、出来る限り早く完済することが重要です。
残高がなかなか減らない
リボ払い専用クレジットカードは、自由に返済金額を設定することができるクレジットカードですが、毎月の返済金額をあまりにも低く設定しすぎると、残高をなかなか減らすことができなくなり、完済までの期間が長くなる場合があります。
また、大きな金額の買い物ばかりを繰り返していると、クレジットカードの利用限度額が圧迫されますので、残金を減らすことが難しくなります。
毎月計画的に返済をしていれば特に問題はありませんが、無計画にリボ払いを利用すると、最悪のケースでは自己破産や債務整理などに陥ることもありますので、収入に見合った利用をすることが重要です。
おすすめのリボ払い専用クレジットカードは?
リボ払い専用クレジットカードなら、ポイントが4倍になるJCB CARD Rがおすすめです。
JCB CARD Rは年会費が無料で、ポイント還元率が2.0%にもなるお得なクレジットカードです。また、JCB CARD Rは家族カードもETCカードも年会費無料ですから、効率よくポイントを貯めることができるクレジットカードなのです。
また、ポイント還元率が1.5%のリボ払い専用の三井住友VISAエブリプラスもおすすめです。
三井住友VISAエブリプラスは年会費無料で、電子マネーのiDを利用することもできますので、スーパーやコンビニなどの少額決済でも非常に便利に買い物をすることができます。