ダイナースクラブカードの審査は厳しい?審査基準・審査難易度は?
ダイナースクラブカードは、利用限度額に一律の制限を設けていないクレジットカードとして、世界的にも有名なクレジットカードです。
また、ダイナースクラブカードは、医師や弁護士、大企業の管理職や一定規模の会社経営者など、一部の富裕層向けのクレジットカードとして、非常に人気の高いステータスカードなのです。
では、ダイナースクラブカードの審査はどうなのでしょうか。ダイナースクラブカードの審査基準や審査の難易度、審査にかかる時間や審査日数についてまとめました。
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目次
ダイナースクラブカードの審査は厳しい?
ダイナースクラブカードは、利用限度額に一律の制限を設けていないことからもわかるとおり、ダイナースクラブカードは一部の富裕層向けのクレジットカードとして発行されてきました。
そのため、ダイナースクラブカードは、医師や弁護士、公認会計士などの国家資格を保有する方、大企業や有名企業に勤める管理職の方、長年会社を経営している経営者の方など、社会的地位が高い方や属性の高い方を対象としていました。
また、以前のダイナースクラブカードの審査基準は、33歳以上で年収1,000万円以上、持家で勤続年数が10年以上の役職者、又は会社を10年以上経営している経営者といった入会基準がありましたので、ダイナースクラブカードは選ばれた方だけが取得できるクレジットカードなのです。
しかも、ダイナースクラブカードは、これらの条件を全て満たしたとしても、場合によってはカード審査に落ちてしまうこともありましたので、クレジットカードの取得難易度としては、ダイナースクラブカードは最高ランクのクレジットカードと言えるでしょう。
ダイナースクラブカードの審査基準は?
ダイナースクラブカードの現在の審査基準は、年齢27歳以上を入会の目安としていますので、以前のように33歳以上、持家、年収1,000万円以上、勤続年数10年以上というような基準は廃止されています。そのため、以前に比べると現在のダイナースクラブカードは、取得難易度が若干下がっているという印象があります。
ただ、それでもダイナースクラブカードは、高属性の方向けのクレジットカードという点は変わりませんので、アルバイトやパート、契約社員や派遣社員といった属性では、取得することが困難なクレジットカードとなります。起業して間もない方や転職したばかりという方も、ダイナースクラブカードの審査に通るのは非常に厳しいと考えられます。
その他、ダイナースクラブカードは、年齢が26歳以下の方は原則カード発行を行っていませんので、ダイナースクラブカードに申し込みをする際には、必ず年齢条件を満たしていることが重要です。
また、ダイナースクラブカードは、年収が500万円以下の場合にも、カード発行が見送られる可能性が高くなりますので、申し込みをする際には最低でも年収500万円以上であることも重要なポイントです。
ダイナースクラブカードの審査時間・審査にかかる日数
ダイナースクラブカードの審査時間や審査にかかる日数は、インターネット上から申し込みを行うと、早ければ2日~3日程度で入会審査完了のメールが届きます。
ダイナースクラブカードは、審査完了後に申し込みの確認書類が届きますので、確認書類に記入・捺印して返送します。また、オンラインで支払い口座の設定や本人確認書類をアップロードすることで、確認書類の返送が不要になります。
そのため、ダイナースクラブカードの申し込みからカードの受け取りまでにかかる時間は、オンラインで手続きを行った場合は、おおむね1週間前後、確認書類を返送する場合には2週間~3週間程度となります。
ただ、ダイナースクラブカードは、申し込みを行う方の属性によっては審査に2週間以上もかかる場合がありますので、ダイナースクラブカードの審査時間や受け取りまでにかかる日数は、申し込みを行う方の属性次第となります。ダイナースクラブカードを希望する際には、出来る限り早めに申し込みを行われることをおすすめします。
ダイナースクラブカードの審査に落ちる理由は?
ダイナースクラブカードは、高属性の方を対象としたステータスカードではありますが、現状ではそこまで極端に審査が厳しいというようなクレジットカードではありません。そのため、ダイナースクラブカードは、27歳以上で普通に勤めている方や会社を経営している方、自営業の方でも取得することができます。
ただし、下記に該当する場合には、ダイナースクラブカードの審査に落ちてしまうことが予想されますので、申し込みの際には改めて確認されることをおすすめします。
年齢が26歳以下の場合
ダイナースクラブカードは、入会の目安が27歳以上ということもあり、年齢が27歳未満の場合にはカード審査に落ちてしまう可能性が非常に高くなります。
特に年齢条件については、かなり厳密に審査を行っている傾向がありますので、原則として18歳~26歳の方はダイナースクラブカードに入会することができないのです。18歳~26歳の方は、27歳以降に改めてダイナースクラブカードを検討することとなります。
年収が500万円を超えない場合
ダイナースクラブカードは、年収についても厳密に確認をしている傾向がありますので、最低でも年収500万円以上でなければ、ダイナースクラブカードの審査に落ちてしまうこととなります。
また、ダイナースクラブカードの年収条件は、最低ラインとして年収500万円以上となりますので、年収600万円、年収800万円、年収1,000万円というように、年収が高ければ高いほどカード審査が有利になります。
税込年収が500万円に満たない場合には、ダイナースクラブカードを取得することは非常に困難となりますので、他のクレジットカードを検討するほうが良いでしょう。
支払いの遅れや延滞がある場合
クレジットカードやローンなどの支払いが遅れている場合、延滞がある場合には、ダイナースクラブカードの審査に落ちてしまうことになります。クレジットカードの審査では、支払いの遅れや延滞は致命的となりますので、支払いの遅れや延滞がある場合には、カード審査に落ちてしまうのです。
また、ダイナースクラブカードは、他社のクレジットカードやローンの返済状況を重視する傾向がありますので、直近2年間で支払いの遅れや延滞があると審査に通るのが難しくなります。
そのため、ダイナースクラブカードに申し込みをする際には、他社のクレジットカードやローンで2年以内に支払いの遅れ・延滞がないことを確認した上で、手続きを進められることをおすすめします。逆に、2年以内に返済の遅れや延滞があった場合には、ダイナースクラブカードへの申し込みは行わずに、改めて2年間の支払い実績を作ることが重要です。
初めてクレジットカードを作る場合、他社の利用がない場合
ダイナースクラブカードは、他社のクレジットカードやローンの返済状況を重視する傾向がありますので、今までにクレジットカードを1度も作ったことがないという方、自動車ローンやバイクローンなどのショッピングローンも1度も利用したことがないという方は、ダイナースクラブカードの審査に落ちてしまう場合があります。
そのため、初めてクレジットカードに申し込みをするという方や今までにクレジットカードを作ったことがないという方は、まずはJCBカードや三井住友カード(旧三井住友VISAカード)に申し込みを行われることをおすすめします。
JCBカードも三井住友カード(旧三井住友VISAカード)も、最大手の銀行系クレジットカードとなりますので、信頼性や安全性という点でも非常に安心なクレジットカードです。
そこで、クレジットカードが初めての方は、まずはJCBカードや三井住友カード(旧三井住友VISAカード)で半年~1年ほど利用した後に、ダイナースクラブカードに申し込みを行うことで、JCBカードや三井住友カード(旧三井住友VISAカード)の利用実績が考慮され、ダイナースクラブカードを取得することができるようになるのです。
ダイナースクラブカードは、年齢条件や年収条件を満たしているとしても、他社の利用が全くない場合や初めてクレジットカードに申し込みを行う場合には、審査に落ちてしまう可能性が高くなりますので、初めての方はJCBカードや三井住友カード(旧三井住友VISAカード)で利用実績を作ってから、改めて申し込みされることをおすすめします。
ダイナースクラブカードは最高ランクのステータスカード
ダイナースクラブカードは、三井住友トラストクラブが発行しているクレジットカードですが、ステータス性の高いクレジットカードということもあり、ダイナースクラブカードは他のクレジットカードよりも何倍も取得難易度が高いクレジットカードです。
また、ダイナースクラブカードは年会費が高額に設定されていることもあり、ダイナースクラブカードのサービス内容は、他社のプラチナカード並みの最高レベルのクレジットカードとなります。ダイナースクラブカードは、元々富裕層向けのクレジットカードですから、日本国内だけではなく世界中で幅広く認知されているステータスカードなのです。
普通の会社員や公務員でもダイナースクラブカードを取得できる!
現在は、条件を満たすことで一般的な会社員の方や公務員の方でも、通常どおりダイナースクラブカードを取得することができます。
特に年齢や年収の条件を満たすことができれば、非常に高い確率でカード発行が期待できますので、ダイナースクラブカードは、ステータス性の高いクレジットカードを希望される方におすすめのクレジットカードなのです。
さらに、ダイナースクラブカードには最高峰のブラックカード「ダイナースプレミアム」も用意されていますので、ダイナースクラブカードは、将来ブラックカードを手に入れたいという方にも最適なクレジットカードと言えるでしょう。