リクルートカードのJCB、VISA、Mastercardの違いは?どっちがお得?
リクルートカードは、年会費無料でポイント還元率が1.2%の非常にお得な高還元率カードとなりますが、リクルートカードは、国際ブランドを「JCB」「VISA」「Mastercard」の3つから選ぶことができるクレジットカードです。
また、リクルートカードのJCBは、ジェーシービーが発行しているJCBカードですが、VISAとMastercardは三菱UFJニコスが発行しているMUFGカードとなりますので、リクルートカードは選択する国際ブランドによってサービス内容が異なるクレジットカードなのです。
では、リクルートカードのJCBと、VISA・Mastercardの違いは何でしょうか。リクルートカードのJCB、VISA、Mastercardは、どのブランドが最もお得なクレジットカードになるのでしょうか。
目次
リクルートカードのJCB、VISA、Mastercardの違いは?
リクルートカードは、申し込み時に国際ブランドをJCB、VISA、Mastercardの3つから選択することができるクレジットカードです。
また、リクルートカードはリクルートが自社で発行しているクレジットカードではなく、他社のカード会社が発行しているクレジットカードです。そのため、リクルートカードのJCBはジェーシービーがカード発行を行い、リクルートカードのVISA、Mastercardは三菱UFJニコスが発行しているクレジットカードとなります。
リクルートカードのJCB、VISA、Mastercardの違いは、「ETCカードの発行手数料」「電子マネーチャージのポイント対象」「カード発行の審査基準」の主に3つになります。
ETCカードの発行手数料
リクルートカードは国際ブランドの種類に関係なく、全てのブランドが年会費無料です。リクルートカードの家族カードやETCカードについても、全てのブランドが年会費無料で取得することができます。ただ、ETCカードの発行手数料については、国際ブランドがJCBでは発行手数料無料で取得できますが、VISA、Mastercardは発行手数料として1枚に付き1,000円+消費税となります。
ETCカードの発行手数料は、カード発行に対して手数料がかかりますので、家族用にETCカードを希望する場合や紛失などで新たに発行する場合は、その都度、発行手数料を支払うこととなりますので、ETCカードを利用するなら国際ブランドがJCBのリクルートカードがおすすめです。
・リクルートカードJCBの年会費
本会員、家族会員の年会費:年会費無料
ETCカードの年会費:年会費無料、発行手数料無料
・リクルートカードVISA、Mastercardの年会費
本会員、家族会員の年会費:年会費無料
ETCカードの年会費:年会費無料、発行手数料として1枚に付き1,000円+消費税
電子マネーチャージのポイント対象
リクルートカードは、電子マネーのチャージでもポイントが付与されるお得なクレジットカードではありますが、リクルートカードのJCBと、VISA・Mastercardでは、ポイントが付与される電子マネーの種類が異なります。
リクルートカードのVISA、Mastercardは、楽天EdyやSMART ICOCAでもポイント付与の対象となりますので、電子マネーのチャージを頻繁に利用される方は、リクルートカードのVISA、Mastercardがおすすめです。
・リクルートカードJCBのポイント対象となる電子マネー
nanaco、モバイルSuica
・リクルートカードVISA、Mastercardのポイント対象となる電子マネー
nanaco、モバイルSuica、楽天Edy、SMART ICOCA
カード発行の審査基準
リクルートカードは、JCBがジェーシービー、VISA、Mastercardが三菱UFJニコスが発行しているクレジットカードということもあり、選択するブランドによって利用するカード会社が異なるクレジットカードとなります。ただ、JCBもVISA、Mastercardも、どちらも同じリクルートカードとなりますので、申し込み条件や基本となる審査基準は、ほぼ同一となります。
しかし、ジェーシービーも三菱UFJニコスも、自社の利用実績を重視する傾向がありますので、過去にジェーシービーや三菱UFJニコスを利用したことがある方は、利用状況によってはカード審査に大きな影響が出ることとなります。
特に返済の遅れや延滞があった場合には、同じカード会社のクレジットカードを取得することは困難となりますので、過去にジェーシービーで支払いが遅れたことがあるという方は、三菱UFJニコスに申し込みをするほうが良いでしょう。逆に、三菱UFJニコスで過去に支払いの遅れがあった場合には、ジェーシービーに申し込みをするほうが無難です。
また、過去にジェーシービーや三菱UFJニコスを利用したことがある方で、返済の遅れや延滞が1度もなかった方は、同じカード会社に申し込みを行うことで、スムーズにクレジットカードを取得することができるようになります。
カード会社が保有する自社の利用状況は、たとえ何年経っても実績として評価しますので、過去に利用実績があり、尚且つ返済の遅れや延滞がなかった場合には、カード会社から優良顧客と認識されていますので、リクルートカードをスムーズに取得することができるのです。
リクルートカードのJCB、VISA、Mastercardはどっちがお得?
リクルートカードは、申し込み時に国際ブランドをJCB、VISA、Mastercardの3つから選ぶことができますが、リクルートカードで最もお得なブランドは「JCB」になります。
リクルートカードのJCBは、クレジットカードも家族カードも年会費無料で、さらにETCカードも年会費無料、発行手数料無料ですから、リクルートカードのJCBは一切料金がかからないお得なクレジットカードなのです。逆に、VISAとMastercardは、ETCカードを取得する際に所定の発行手数料がかかりますので、VISAとMastercardはETCカードの利用に料金がかかるクレジットカードとなります。
ただし、自動車に乗らない方や自動車に乗る予定がない方には、リクルートカードのVISA・Mastercardがおすすめです。リクルートカードのVISAとMastercardはETCカードの発行に料金がかかりますが、ETCカードは高速道路などの有料道路を通過する際に利用するカードとなりますので、自動車に乗らないという方には全く関係のないカードです。
そのため、車に乗る予定がない方や自動車の免許を持っていない方は、この先もETCカードを利用することがありませんので、電子マネーのチャージでポイントが付与される種類が多いリクルートカードのVISA・Mastercardのほうがお得なのです。
リクルートカードは、取得する方の生活環境や利用状況によって、どちらがお得なのかが異なりますので、ご自身に合ったブランドを選択されることをおすすめします。
リクルートカードのブランドに迷ったら?
リクルートカードのブランドをどちらにすれば良いのかと、どうしても迷ったらJCBとVISA・Mastercardの両方を取得されることをおすすめします。
リクルートカードは、ジェーシービーが発行しているJCBカードと、三菱UFJニコスが発行しているVISA、Mastercardのそれぞれを取得することができるクレジットカードです。そのため、最初は全て無料のJCBカードを取得して、その後にVISA、又はMastercardを取得することで、さらに利便性を高めることができるようになります。
リクルートカードは、国際ブランドごとにカード会社が異なるということもあり、リクルートカードで2枚持ちをした場合には、それぞれ別枠で利用限度額が設定されます。リクルートカードを最大限活用するなら、JCBとVISA・Mastercardの2枚持ちで利用されることをおすすめします。