ETCパーソナルカードとは?審査や年会費、保証金やデポジットは?
ETCパーソナルカードとは、高速道路6社が共同で発行しているETCカードです。ETCパーソナルカードに申し込みを行うことで、高速道路などの有料道路の料金所をノンストップで通過することができるようになります。
ただ、ETCパーソナルカードは無料で利用できるETCカードではなく有料サービスとなりますので、毎年年会費がかかるETCカードです。また、ETCパーソナルカードは、事前に保証金を支払って利用するデポジット式のETCカードとなりますので、ETCパーソナルカードは申し込み時に初期費用がかかるETCカードです。
そこで、ETCパーソナルカードについて、ETCパーソナルカードの年会費や保証金についてまとめました。
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目次
ETCパーソナルカードとは?
ETCパーソナルカードは、NEXCO東日本やNEXCO西日本、阪神高速道路などの高速道路6社が共同で発行しているETC専用のカードですが、ETCパーソナルカードの最大の特徴は、クレジットカードのような与信審査を行わないETCカードという点です。
ETCパーソナルカードの審査は?
ETCパーソナルカードは、申し込みを行えば誰でも取得することができるETC専用カードとなります。
キャッシングやクレジットカードの申し込み時のような信用調査・信用情報機関への照会などは一切行いませんので、基本的にどなたでも取得できます。
16歳、17歳の未成年者でも取得できる
ETCパーソナルカードは、16歳、17歳の未成年の方でも親権者の同意があれば取得することができますので、ETCパーソナルカードは学生の方でも未成年の方でも、特に問題なく取得することができるETCカードです。
ただし、ETCパーソナルカードは年会費が有料で、申し込み時に一定額の保証金を支払うこととなりますので、無料でETCパーソナルカードを利用することはできません。仮にETCカードの利用料金が未納になった場合には、最初に預けた保証金から相殺されることとなります。
ETCパーソナルカードの特徴
カード審査や与信審査がない(16歳以上なら誰でも取得できる)
申し込み時に保証金が必要
年会費がかかる
ETCパーソナルカードの申し込み方法は?作り方・料金の支払いは?
ETCパーソナルカードの年会費は?
ETCパーソナルカードは、カードの発行費用や利用明細書等の郵送費用として毎年年会費がかかるETCカードとなりますが、ETCパーソナルカードの年会費は、カード1枚に付き1,257円(税込)です。
ETCパーソナルカードの年会費の支払い日は、カードの引き渡し日、又はカードが初めて利用された日のいずれか早い日の翌月に引き落としとなります。翌年以降の年会費の支払いは、初回年会費の支払い月の応当月です。
また、ETCパーソナルカードの再発行を行う際には、再発行手数料として1,257円(税込)がかかるようになります。ETCパーソナルカードの再発行手数料の支払日はカード引き渡し日の翌月です。
ETCパーソナルカードの年会費
年会費 | 1,257円(税込) |
再発行手数料 | 1,257円(税込) |
ETCパーソナルカードの保証金はいくら?
ETCパーソナルカードは、利用料金を翌月に支払うETCカードということもあり、ETCパーソナルカードを利用する際には、申し込み後に保証金を支払うこととなります。保証金(デポジット)の金額は、有料道路の平均利用月額の4倍の額を支払います。
仮に1ヶ月あたりの利用金額が5,000円の場合は、4倍の20,000円を保証金として預けることになります。デポジットの最小金額は3,000円です。デポジットが3,000円の場合は、1ヶ月あたりの利用金額が750円までとなります。
尚、ETCパーソナルカードの料金が支払われない場合やデポジットの金額を超えた場合は、ETCパーソナルカードの利用が停止されます。利用停止となると、料金所の開閉バーが開かなくなります。ETCパーソナルカードのデポジット(保証金)は解約時に全額が返金されます。
ETCパーソナルカードのデポジット(保証金)
有料道路の平均利用月額の4ヶ月分(最低金額として3,000円以上)
※デポジットの金額を超えると利用停止となり、料金所の開閉バーが開きません。
ETCパーソナルカードの利用停止
・支払いをしていない金額がデポジットを超えた場合
・利用金額の支払いがない場合
・デポジットの増額ができない場合
デポジットの減額について
デポジットはいつでも増額することは可能ですが、減額することはできません。預けたデポジットは、ETCパーソナルカードを解約するまで返金されません。
ETCパーソナルカードは審査なしで誰でも取得できるETCカード
ETCパーソナルカードは、16歳以上の方なら誰でも取得することができるETCカードです。また、ETCパーソナルカードにはクレジットカードのような個人信用情報機関に照会する審査はありませんので、申し込みをすれば誰でも利用できるETCカードとなります。
ただ、ETCパーソナルカードは、年会費が有料で保証金も必要なETCカードです。
そのため、ETCパーソナルカードは、どうしてもクレジットカードを作りたくないという方、あるいは何らかの事情でクレジットカードが作れないという方に適したサービスと言えます。
年会費無料でETCカードが取得できるおすすめのクレジットカード
現在は、JCB CARD Wのように、クレジットカードもETCカードも、どちらも年会費無料で利用できるクレジットカードがありますので、ETCカードを取得するならJCB CARD Wがおすすめです。
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逆に、クレジットカードを作ることができる方がETCパーソナルカードに申し込みを行うと、かなり損をすることになりますので、仮にクレジットカードを一切使わない場合でも、ETCカードが取得できるクレジットカードに申し込みをするほうがお得なのです。
ETCパーソナルカードを検討する前に、まずは無料でETCカードを取得できるクレジットカードに申し込みを行われることをおすすめします。