JCBカードはQUICPay一体型に切り替えできる?QUICPay非搭載への変更は?
JCBカードは、電子マネーのQUICPayを利用することができるクレジットカードとなりますので、QUICPay一体型や専用カード型、モバイル型やキーホルダー型、コイン型などから希望する種類のQUICPayを自由に選ぶことができます。
また、ANA JCBカードを持っている方は、3つの機能が1つになったキーホルダー型のANA QUICPay+nanacoを利用することができます。nanacoカードを持っている方は、nanacoカードとQUICPayを1つにすることも可能です。
では、JCBカードはQUICPay一体型に切り替えを行うことはできるのでしょうか。QUICPay搭載カードから非搭載カードへの変更は可能なのでしょうか。
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目次
JCBカードはQUICPay一体型に切り替えできる?
JCBカードはクレジットカードの機能の他に、電子マネーのQUICPayを利用することができますので、必要に応じて希望する種類のQUICPayを取得することができます。
また、JCBカードはQUICPay一体型として利用することもできますので、クレジットカードとQUICPayを1枚のカードで利用することも可能です。
ただ、JCBカードのQUICPay一体型は、新規申し込み時に一体型を希望した場合に取得できるタイプのQUICPayとなります。そのため、原則として新規申し込み時以外の申し込みでは、追加カードとして取得することになりますので、QUICPay一体型を利用することができません。
現在、JCBカードを利用中の方がQUICPay一体型を希望する際には、利用中のJCBカードを一旦解約してから、その上でQUICPay一体型のJCBカードとして新規申し込みを行う流れとなります。
QUICPay搭載カードからQUICPay非搭載カードへの変更は?
JCBカードのQUICPay一体型は、新規申し込み時に希望した場合のみ利用できるQUICPayです。そのため、カード発行後に改めてQUICPay一体型を希望しても、QUICPay一体型を取得することはできず、専用カード型やモバイル型、キーホルダー型やコイン型としてQUICPayを利用することになります。
また、QUICPay一体型としてJCBカードを発行した場合には、以降もQUICPay一体型として利用することになりますので、QUICPayを搭載したクレジットカードからQUICPayを搭載しない通常カードへの変更もできません。
ただし、いくつかの条件を満たすことで、QUICPay一体型に切り替えを行うことができる場合があります。
QUICPay非搭載カードからQUICPay一体型に切り替えるには?
通常、JCBカードのQUICPay一体型は切り替えや変更はできませんので、新規申し込み時にQUICPay一体型を希望しない限り、カード発行後はQUICPay一体型を利用することはできません。
しかし、全くできないのかとなると、そうではありません。これまでの事例でも、QUICPayなしでJCBカードを取得したにもかかわらず、その後にQUICPay一体型に切り替えを行うことができた事例があります。
また、会員によってはカード番号もそのままで、QUICPayを搭載した新たなカードが再発行された事例もあります。
QUICPay一体型の切り替え方法
会員専用デスクに電話をする
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担当者に電子マネーのQUICPayを利用したい旨を伝える
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QUICPay一体型で利用したい旨を伝える
※カード番号を変更したくない場合は、カード番号を変更したくない旨を伝えることで、現在のカード番号のままでQUICPay一体型に切り替えが可能です。
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数日~1週間ほどでQUICPay一体型のJCBカードが届きます。
※これまで利用していたカードは、自分で破棄します。
QUICPay一体型への切り替えの注意点
JCBカードは、原則としてカード発行後にQUICPay一体型に切り替えを行うことはできません。そのため、ただ闇雲に専用デスクに電話をしても、QUICPay一体型への切り替えを断られてしまうことになります。
また、QUICPay一体型への切り替えは、あくまでも例外的にごく一部の会員にのみ行っているサービスとなりますので、誰でもQUICPay一体型に切り替えができるものではありません。
QUICPay一体型に切り替えができる条件は、JCBの上位カード(JCBザ・クラス、JCBプラチナ、JCBゴールド ザ・プレミア)を保有していることと、JCBカードを保有してから3年以上が経過していることが重要です。
QUICPay一体型に切り替えができる条件
JCBの上位カードを保有している
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QUICPay一体型の切り替えは、JCBの上位カード(JCBザ・クラス、JCBプラチナ、JCBゴールド ザ・プレミア)を保有していることが重要です。逆に、JCBの一般カードやゴールドカードでは、QUICPay一体型への切り替えを断られてしまいます。JCBザ・クラスやJCBプラチナ、JCBゴールド ザ・プレミアを保有している会員の方であれば、専用デスクに電話をして「QUICPayを利用したい(一体型で利用したい)」と伝えることで、QUICPay一体型に切り替えを行うことができます。
JCBカードで3年以上の利用実績がある
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QUICPay一体型の切り替えは、JCBカードを取得してから最低でも3年以上が経過している会員でなければ、QUICPay一体型に切り替えを行うことが難しくなります。また、JCBゴールド以上のクレジットカードで利用実績があることも重要なポイントとなりますので、JCBカードを取得したばかりの方や一般カードを利用している方は、QUICPay一体型への切り替えは難しくなります。
QUICPay一体型への切り替えは優良会員に対するサービス
JCBカードのQUICPay一体型への切り替えは、あくまでも優良会員に対するサービスの1つとして、JCB側が非公開で行っているものです。そのため、一般の会員がQUICPay一体型への切り替えを希望しても断られてしまうことになります。
また、QUICPay一体型への切り替えができるかどうかは、会員の利用実績も非常に重要となりますので、毎月の支払いに遅れや延滞がある場合にも、QUICPay一体型の切り替えは難しいでしょう。
JCBカードは融通が利くクレジットカード会社です。特に優良会員に対しては、通常であれば不可能なことでも「今回は特別に・・」ということで、可能になることが多いカード会社ですので、JCBカードは非常に使い勝手が良いクレジットカードと言えるでしょう。