ETCマイレージサービスとは?年会費・申込登録方法・ポイント交換
ETCマイレージサービスとは、高速道路等の通行料金の支払い金額に応じてポイントを貯めることができるお得なサービスです。
また、ETCマイレージサービスは、申し込みも登録も無料で、年会費も一切かかりませんので、ポイントだけをどんどん貯めることができます。その他にも、ETCマイレージサービスに事前登録をすることで、高速料金の割引サービス(平日朝夕割引)も適用されますので、ETCマイレージサービスはかなりお得なサービスなのです。
そこで、ETCマイレージサービスについて、ETCマイレージサービスの年会費や申し込み方法・登録方法について、ETCマイレージサービスのポイントや割引サービスについてまとめました。
JCBカード Sは年会費永年無料!ナンバーレスなら最短5分でカード番号発行
目次
ETCマイレージサービスとは?
ETCマイレージサービスとは、東日本高速道路株式会社、中日本高速道路株式会社、西日本高速道路株式会社、阪神高速道路株式会社、本州四国連絡高速道路株式会社の5社が運営するETCのマイレージサービスになりますが、ETCマイレージサービスは事前登録をすることで、高速料金の割引や通行料金に応じたポイントが付与されるサービスです。
ETCマイレージサービスは、年会費や登録料は一切かからないお得なサービスです。逆に、ETCマイレージサービスに登録をせずに高速道路を利用すると、かなり損をすることとなりますので、ETCカードを利用している方は、必ずETCマイレージサービスに登録をしてから高速道路を利用しましょう。
ETCマイレージサービスの年会費
年会費無料・登録料なし
ETCマイレージサービスの申し込み方法・登録方法は?
ETCマイレージサービスの申し込み方法・登録方法は、「インターネットでの申し込み」と「郵送による申し込み」の2つがあります。
インターネット上から申し込みを行った場合は、申し込み当日からポイントが付与されます。郵送による申し込みでは、書類が事務局に到着してから手続きを進めますので、利用開始までは早くても1週間程度かかります。
ETCマイレージサービスの申し込み方法
1.インターネットでの申し込み(申し込み当日からポイントが付与される)
2.郵送による申し込み(早くても1週間程度の時間がかかる)
また、ETCマイレージサービスに申し込みを行う際には、ETCカードの番号や自動車の車両番号、車載器管理番号が必要です。ETCカードの番号や車載器管理番号がないと、ETCマイレージサービスの登録ができませんので、事前に準備をした上で登録手続きを行う流れとなります。
ETCマイレージサービスの登録が完了すると、事務局からマイレージIDとパスワードを記載した登録完了のお知らせが届きます。登録完了のお知らせは、インターネット申し込みなら約1週間ほど、郵送申し込みは2週間~3週間ほどで自宅宛てに郵送されますので、大切に保管してください。
ETCマイレージサービスの登録に必要なもの
※名前や生年月日、住所や電話番号等の記入の他、下記情報が必要です。
1.ETCカードの番号、及び有効期限
2.自動車の車両番号(ナンバープレートの4桁)
3.車載器管理番号(ETC車載器の19桁)
ETCマイレージサービスのポイント還元率は?
ETCマイレージサービスは、高速道路の通行料金に応じてポイントが付与されるサービスです。また、獲得したポイントは、高速道路を走行した翌月20日に走行毎にポイントが付与されます。
ただし、ETCマイレージサービスのポイントは、道路事業者ごとにポイント還元率が大きく異なります。また、ETCマイレージサービスは異なる道路事業者のポイントを合算することができませんので、道路事業者ごとにポイントを貯めることとなります。
NEXCO東日本のポイント
通行料金10円に付き1ポイント
NEXCO中日本のポイント
通行料金10円に付き1ポイント
NEXCO西日本のポイント
通行料金10円に付き1ポイント
宮城県道路公社のポイント
通行料金10円に付き1ポイント
本州四国連絡高速道路株式会社のポイント
通行料金10円に付き1ポイント
阪神高速道路株式会社のポイント
通行料金100円に付き3ポイント+ボーナスポイント
名古屋高速道路公社のポイント
通行料金100円に付き1ポイント+ボーナスポイント
愛知県道路公社のポイント
通行料金100円に付き1ポイント+ボーナスポイント
神戸市道路公社のポイント
通行料金50円に付き3ポイント+ボーナスポイント
広島高速道路公社のポイント
通行料金100円に付き1ポイント+ボーナスポイント
福岡北九州高速道路公社のポイント
通行料金100円に付き1ポイント+ボーナスポイント
ETCマイレージサービスのボーナスポイントは?
阪神高速道路株式会社、名古屋高速道路公社、愛知県道路公社、神戸市道路公社、広島高速道路公社、福岡北九州高速道路公社では、通常ポイントの他に、1ヶ月間の利用金額に応じたボーナスポイントが付与されます。
阪神高速道路株式会社のボーナスポイント
10,000円~35,000円まで:100円に付き3ポイント
35,000円~70,000円まで:100円に付き5ポイント
70,000円以上:100円に付き10ポイント
名古屋高速道路公社のボーナスポイント
5,000円~10,000円まで:100円に付き3ポイント
10,000円~20,000円まで:100円に付き6ポイント
20,000円~30,000円まで:100円に付き12ポイント
30,000円以上:100円に付き19ポイント
愛知県道路公社のボーナスポイント
5,000円~10,000円まで:100円に付き4ポイント
10,000円~20,000円まで:100円に付き8ポイント
20,000円~30,000円まで:100円に付き12ポイント
30,000円以上:100円に付き18ポイント
神戸市道路公社のボーナスポイント
10,000円~35,000円まで:50円に付き3ポイント
35,000円~70,000円まで:50円に付き5ポイント
70,000円以上:50円に付き10ポイント
広島高速道路公社のボーナスポイント
5,000円~10,000円まで:100円に付き3ポイント
10,000円~20,000円まで:100円に付き6ポイント
20,000円~30,000円まで:100円に付き12ポイント
30,000円以上:100円に付き19ポイント
福岡北九州高速道路公社のボーナスポイント
5,000円~10,000円まで:100円に付き3ポイント
10,000円~20,000円まで:100円に付き6ポイント
20,000円~30,000円まで:100円に付き12ポイント
30,000円以上:100円に付き19ポイント
ETCマイレージサービスで貯まったポイントを交換するには?
ETCマイレージサービスで貯まったポイントは、ポイントの交換単位に応じて、高速道路の通行料金の支払いに利用することができます。ポイントの交換単位は道路事業者ごとに異なります。
NEXCO東日本のポイント交換単位
1000ポイント⇒500円分
3000ポイント⇒2,500円分
5000ポイント⇒5,000円分
NEXCO中日本のポイント交換単位
1000ポイント⇒500円分
3000ポイント⇒2,500円分
5000ポイント⇒5,000円分
NEXCO西日本のポイント交換単位
1000ポイント⇒500円分
3000ポイント⇒2,500円分
5000ポイント⇒5,000円分
宮城県道路公社のポイント交換単位
1000ポイント⇒500円分
3000ポイント⇒2,500円分
5000ポイント⇒5,000円分
本州四国連絡高速道路株式会社のポイント交換単位
1000ポイント⇒500円分
3000ポイント⇒2,500円分
5000ポイント⇒5,000円分
阪神高速道路株式会社のポイント交換単位
100ポイント⇒100円分
名古屋高速道路公社のポイント交換単位
100ポイント⇒100円分
愛知県道路公社のポイント交換単位
100ポイント⇒100円分
神戸市道路公社のポイント交換単位
200ポイント⇒100円分
広島高速道路公社のポイント交換単位
100ポイント⇒100円分
福岡北九州高速道路公社のポイント交換単位
100ポイント⇒100円分
ETCマイレージサービスの割引サービス・平日朝夕割引とは?
ETCマイレージサービスに登録すると、ETC利用金額に応じたポイントだけではなく、高速道路を走行する時間帯によって割引を受けることができます。ただし、ETCマイレージサービスの割引率や割引の条件等は、道路事業者ごとに異なります。
NEXCO東日本の割引(割引適用の条件)
割引対象日時 | 割引対象日時:月曜日~金曜日6時~9時、17時~20時(祝日を除く) |
割引対象道路 | NEXCO東日本、NEXCO中日本、NEXCO西日本(NEXCO3社)が管理する地方部の高速道路(東京・大阪近郊は対象外)、及び宮城県道路公社の仙台松島道路 |
ETC料金の割引率 | ETC利用回数が5回~9回までは通行料金の内、最大100km相当分を約30%割引、ETC利用回数が10回以上は通行料金の内、最大100km相当分を約50%割引 |
NEXCO中日本の割引(割引適用の条件)
割引適用の条件 | 割引対象日時:月曜日~金曜日6時~9時、17時~20時(祝日を除く) |
割引対象道路 | NEXCO3社が管理する全国の高速自動車国道と、一部の一般有料道路(伊勢湾岸道路、東海環状自動車道、小田原厚木道路、西湘バイパス、東富士五湖道路、安房峠道路など)が対象。ただし、東京・大阪の大都市近郊区間は割引の対象外 |
ETC料金の割引率 | ETC利用回数が5回~9回までは通行料金の内、最大100km相当分を約30%割引、ETC利用回数が10回以上は通行料金の内、最大100km相当分を約50%割引 |
NEXCO西日本の割引(割引適用の条件)
割引適用の条件 | 割引対象日時:月曜日~金曜日6時~9時、17時~20時(祝日を除く) |
割引対象道路 | NEXCO東日本、NEXCO中日本、NEXCO西日本(NEXCO3社)が管理する地方部の高速道路※大都市近郊区間に加え、京葉道路、第三京浜道路、横浜新道、第二神明道路、南阪奈道路、関門トンネルも対象外 |
ETC料金の割引率 | ETC利用回数が5回~9回までは通行料金の内、最大100km相当分を約30%割引、ETC利用回数が10回以上は通行料金の内、最大100km相当分を約50%割引 |
本州四国連絡高速道路株式会社の割引(割引適用の条件)
割引適用の条件 | 割引対象日時:月曜日~金曜日6時~9時、17時~20時(祝日を除く) |
割引対象道路 | 神戸淡路鳴門自動車道、瀬戸中央自動車道、西瀬戸自動車道(瀬戸内しまなみ海道)本四道路の入口、又は出口料金所(本線料金所を含む)を通過した時刻で適用を判定 |
ETC料金の割引率 | ETC利用回数が10回以上の場合、ETC車料金(平日)が現金車(非ETC車)料金の50%相当額を上回る区間においては、その差額(上回らない区間については割引はありません)ETC利用回数が5回~9回までの場合は、10回以上の額の60%に相当する額 |
ETCカードを無料で取得するには?
ETCマイレージサービスは、ETCカードを持っている方なら、どなたでも登録をすることができるサービスです。また、ETCマイレージサービスは、登録料や年会費が一切不要で利用することができますので、かなりお得なサービスなのです。
しかし、ETCマイレージサービスを利用するには、まずはETCカードを取得する必要があります。ETCカードは、申し込みを行うカード会社によっては、ETCカードの年会費が必要になったり、ETCカードを発行する際に発行手数料がかかる場合があります。
そのため、ETCカードに申し込みをする際には、年会費や発行手数料が無料のETCカードに申し込みをするほうがお得なのです。
そこで、年会費無料で取得できるETCカードなら、JCBカードや三井住友カード(旧三井住友VISAカード)といった大手のクレジットカードがおすすめです。
ETCカードは信頼性や安全性に優れたクレジットカードがおすすめ
JCBカードは、国際ブランドのジェーシービーが発行しているプロパーのクレジットカードですが、JCBカードは非常に信頼性やステータス性の高いクレジットカードとして有名です。また、三井住友カード(旧三井住友VISAカード)は、日本国内で初めてVISAカードを発行したカード会社として有名で、VISAカードと言えば三井住友カード(旧三井住友VISAカード)と呼ばれるほど、非常に高い知名度とステータス性があるクレジットカードです。
JCBカードは年会費無料、三井住友カード(旧三井住友VISAカード)は初年度年会費無料でETCカードを取得することができ、尚且つクレジットカードも実質年会費無料で入会することができます。
特に、これからETCカードを作るという方は、大手のクレジットカード会社のETCカードを取得するほうが、安心して長く利用することができるのです。
まだETCカードを持っていないという方は、JCBカードと三井住友カード(旧三井住友VISAカード)に申し込みを行い、追加カードとしてETCカードを取得されることをおすすめします。