電子マネーの上限は?電子マネーの限度額は?限度額をアップするには?
普段から電子マネーを利用している方も多いのではないでしょうか。
電子マネーは、現金の代わりとして使うことができますので、買い物の時に小銭を用意する必要がありません。また、電子マネーの支払いは、専用端末にかざすだけで完了しますので、電子マネーはホンの数秒で決済を行うことができる非常に便利な支払い方法です。
ただ、電子マネーは非常に便利な支払い方法ではありますが、金額に関係なく無限に使えるものではありません。電子マネーには利用金額の上限や限度額が設定されていますので、電子マネーを利用する際には、設定されている限度額の範囲内で活用することになります。
では、電子マネーの上限はいくらなのでしょうか。電子マネーの限度額について、限度額をアップする方法についてまとめました。
目次
電子マネーの上限は?電子マネーの限度額は?
電子マネーは、現金を持っていなくても買い物をすることができる非常に便利な決済方法ですが、電子マネーには様々な種類があります。
たとえば、スーパーやコンビニ系のnanacoやWAON、楽天Edyの他にも、交通・鉄道系のSuicaやPASMO、クレジットカードに追加できるポストペイ型のQUICPayやiDなど、電子マネーには様々な種類がありますので、電子マネーの上限や限度額についても、それぞれ異なるようになります。
電子マネーの上限
nanaco(ナナコ)の上限・限度額
・現金でチャージする場合
チャージ上限額:50,000円
※1回のチャージ可能額は1,000円単位で49,000円までです。
・クレジットカードでチャージする場合
チャージ上限額:50,000円
※1回のチャージ可能額は5,000円以上1,000円単位で29,000円までです。
※クレジットカードのチャージできる金額は1ヶ月に20万円まで、チャージできる回数は1ヶ月に15回(1日3回)までです。nanacoのクレジットチャージはセブンカード・プラスが最もおすすめです。
WAON(ワオン)の上限・限度額
チャージ上限額:50,000円
※1回のチャージ限度額は29,000円までです。
※上限金額が20,000円のカードは50,000円に変更できます。
※WAONはイオンカードセレクトがおすすめです。
楽天Edyの上限・限度額
チャージ上限額:50,000円
※1回のチャージ限度額は25,000円までです。
※1日に利用できる回数等の制限はありません。
※楽天Edyはリクルートカードのクレジットチャージがおすすめです。
Suica(スイカ)の上限・限度額
チャージ上限額:20,000円
※1回のチャージで入金できる金額は、500円、1,000円、2,000円、3,000円、5,000円、10,000円の6種類です。上限20,000円までは何度でもチャージできます。
PASMO(パスモ)の上限・限度額
チャージ上限額:20,000円
※1回の操作で入金できる金額はチャージ方法によって異なります。
※PASMOオートチャージサービスは、1日あたり10,000円、1ヶ月あたり50,000円が上限です。
QUICPay(クイックペイ)の上限・限度額
QUICPayの利用上限は1回あたり20,000円までです。QUICPayの限度額は、クレジットカードの利用限度額と同額となります。QUICPayはJCBカードに入会することで利用できます。
QUICPayの上限は?QUICPayの限度額や利用可能枠、上限金額はいくら?
iD(アイディ)の上限・限度額
iDの上限は利用する店舗やお店によって異なるようになりますので、特に定められた金額はありません。iDの限度額は、クレジットカードの利用限度額と同額となります。iDは三井住友カード(旧三井住友VISAカード)に入会することで利用できます。
iDの上限は?電子マネーiDの限度額や利用可能枠、上限金額はいくら?
電子マネーの限度額をアップするには?
電子マネーは、それぞれに限度額が設定されていますが、電子マネーの限度額をアップすることができるかどうかは、電子マネーの種類によって異なります。
たとえば、電子マネーのWAON(ワオン)で上限が20,000円のカードを利用している方は、20,000円から50,000円に上限を変更することができます。また、ポストペイ型のQUICPay(クイックペイ)やiD(アイディ)は、上限がクレジットカードの利用限度額と同額となりますので、クレジットカードの利用限度額をアップすることで、電子マネーのQUICPayやiDの限度額もアップさせることができます。
電子マネーは上限や限度額が予め決まっている
nanacoや楽天Edy、SuicaやPASMOは予め上限が決まっていますので、設定されている上限金額以上に利用することはできません。1回のチャージで利用できる金額や利用回数、1回あたりの支払い上限などについても、電子マネーごとにそれぞれ設定された金額がありますので、定められた金額を超えた利用はできません。
電子マネーは、主にスーパー・コンビニなどの少額決済やJR・地下鉄などの切符代を支払うことを目的としたサービスです。そのため、3万円~5万円以上、あるいは5万円~10万円以上といった高額な利用は行うことができないのです。逆に、あまりにも電子マネーのチャージばかりを行っていると、クレジットカードの強制退会になる場合もありますので、電子マネーは適切に利用することが重要です。
電子マネーのチャージは強制退会になる?チャージは不正利用になる?
上限や限度額を気にせずに利用できるおすすめの電子マネーは?
上限や限度額を気にせずに利用できる電子マネーなら、JCBカードのQUICPay(クイックペイ)と、三井住友カード(旧三井住友VISAカード)のiD(アイディ)がおすすめです。
QUICPayとiDは、カード会社のジェーシービーと三井住友カードが提供している電子マネーということもあり、クレジットカードの利用限度額の範囲内であれば、いくらでも使うことができる電子マネーです。
また、QUICPayとiDはプリペイド型の電子マネーではなく、後払い方式のポストペイ型となりますので、その都度、電子マネーにチャージ(入金)する必要がありません。QUICPayとiDは、チャージをしなくても電子マネーを利用できますので、QUICPayとiDはチャージをする手間がかからずに使える非常に便利な電子マネーなのです。
QUICPayとiDは、クレジットカードと同じように電子マネーの利用でもポイントを獲得することができますので、QUICPayとiDは使えば使うほどポイントを貯めることができるお得な電子マネーです。まだJCBカードと三井住友カード(旧三井住友VISAカード)を持っていない方は、早めに申し込みされることをおすすめします。